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TeraPicos

by TeraPicos

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1.
Kirsch 04:25
桜の木が花開く度に あなたと過ごした春を思い出すのです 二人 出会った頃は言葉も交わさずに 桜の麓で ずっと空を眺めてたけど あなたの横顔に ふと遠い寂しさを見た ずっと もっと いつも近くに ただ それだけを願ってた 涙は頬を流れ 私の胸に沁みた あなたの大切な人は もうここにはいないのだと 時は流れ やがては胸の悲しみも癒えた頃 二人の距離も ずっと近づいていた ぎゅっと もっと いつも深くに ただ それだけを望んでた 悲しみをよろこびで 忘れ去ることができるなら 甘い夢を見続けたい 二人が溶け合うまで 眩い光が二人を照らすよう 過ぎ去りし 幸せな日々 泡のよう弾けて 消えた   あなたもどこか遠くへ ただ それだけが悲しくて 二人の出会った場所 桜の木の下から もう一度創めよう 今年も春が来て── 今も あなたは誰かの隣 舞い散る桜に 想い馳せているでしょうか 今も変わらない笑顔を あの日の桜のよう 美しく咲かせていたら
2.
Ketty 02:22
心映す鏡 波打つこの世界 つねった頬が痛むのを感じていたのです 訳もない言葉で笑えるような日々が どんな日よりも愛しく感じています 好きなものが心飾る 私の芽が 育ってく 恋をした あの日の少女の名前は もう今は この私を呼ぶ名ではないのだけれど 落ち込んでく気持ち 浮かべるこのプール 裸のまま眠るよう 潜っていたい 嫌いなものばかり増えて 目も合わせられなくて 微笑んだあなたのことを見てるだけ もうそれだけで心の天気予報 快晴です 怯えてる怖がりな私 断雲流るる青空に溶けてゆきます ずっとそばにいてほしいのです 叶わないとわかった だからこそ願いたいのです 夢見てた明日に立つ私 隣にいる あなたは あの日の様 微笑んだまま 泣いてる私を抱き寄せ もう大丈夫となだめる その声がこだましてる 溢れる涙は止まらず あなたの胸の中に深い染み 残そうとした
3.
(Null) 03:21
ひとりきりでも なんとかうまくやれるよ 人肌が恋しくなったりするけどね 見上げれば今日も いい天気で こんな日は部屋で眠りたいのよ 星座の線を描いてく 秘密プラネタリウム デネブ アルタイル ベガ 辿れば ほら 幸せをグラフにして 馬鹿でかい模造紙に書いたら 誰か 私の日々が幸か不幸か見定めるでしょ 今ここにいる わたしは 明日の日には もうさよなら せめて忘れぬように 柱に傷つけておくから こんなにもほら大きくなったね 小指から 赤い糸 垂れてる 頼りなく 縒れながらも伸びてる 揺れてる糸にじゃれついた 白黒の丸い猫 彼はなにもないとこ 見つめていた だけどイライラないのよ 手に入れても すぐこぼれるから いろとりどりの花が 所狭し咲いているけど 視界クラクラくなって 瞼に浮かんだ景色は 私によく似ている人が笑顔で笑いかけてる おかしくてつい 涙がこぼれた 羊がぴょんぴょん跳ねて 柵を越えて走ってく 犬が吠える方から逃げるよう 群れを成して走ってく 黙ったままで話をしよう 眠ったまま起きていよう 採点は赤ペンで-がんばりましょう- 期待モタモタせないで 歩いた分だけ不安になる 砂上の城の様に溶けてくのは見たくないから 雨をフラフラせないで 砂の海に飲まれていって その砂でまた誰か 虚ろな夢 築くのでしょう それが昨日のわたしのありさま 覚めない夢の様に
4.
重ねた手の平 滲む 雫は この手が離れぬよう まだ温い体温で肌に張り付いて ふたりを繋いでいた 歩み揃え歩いてく 思い出話に花を咲かせながら こんな綺麗な青空の下で 二人は永遠の愛を誓い合う いつか見た夢の様に 季節奏でる風に吹かれていよう 彼女は一粒 愛を零した 指先冷たくなってく 息を吹きかけて さめないように 空を仰ぐ あなたの名も知らないけど 神様お願い 時を止めて あとどれ程この身体 最後の夢を見続けられるのでしょう 想いを全て伝えたはずでも まだ伝えたいことが無くならないの 呟く言葉は うわ言の様に響いて意味を成さず 白い息は風に攫われ 二度と戻ることは無かった 上を見上げ 真っ暗な空に浮かんだ 数えきれない星がきれい 薄れ行く意識の中 浮かんだ笑顔 霞んで消えてゆく 繋いだ手に感じた温もりは 今はもう 空を昇って遥か 寄り添う二人を星が照らして 想いを深い空へ還したのなら 繋いだ手から零れた雫は 笑顔のままのふたりを残したまま 消えた
5.
1945 02:42
降りそそいだ星粒の灯が 瞬いて 夜に溶け落ちた 花桜散る晩春の夕暮れ想う 遠き日 あなたと結いだ指 夕闇 羽ばたき裂いた 桜の花は紅く血を燃やした 吹き荒ぶ風は遥か 幸せ謳う祈りをのせて 去りし日に紡いだ言葉に 溢れ出す 行き場のない返事 小鳥さえずる春暁の煌く青が 今日の平和を告げるよう立つ 必殺の火が殺した逡巡も嘘も 信ずるものの為 白雲の狭間を越えて 行方は やがて来る その幸福な未来へ 過ぎ去りし日を想えば 高鳴る胸と竦む身体を抱き ただ地上に残した 君のことを想わずにはいられない 強く願う これからの人生を生きる君よ 嗚呼 満開の桜が似合う笑み その笑顔が永久に輝くよう
6.
_winter 03:21
手袋嵌めた手のひら 今年も寒い季節が巡る 星がよく見える理由も あたしは少しも知らないまま 街灯の灯りが あたしの背を 照らして小さな影を落とす 遠くに聴こえるクラクション 微かに響いて鳴り止めば 辺りは静けさ取り戻し あたしの歩く音だけがして 点滅を繰り返す信号に 歩みを合わせて口ずさむ歌は 昔よく聴いたお気に入りの歌 月夜の路上に響く 空き地の横にあるフェンスに 小さく開いた穴を黒猫が とことこ歩いて向こう側 闇に溶け しじまに吸い込まれ あたしも潜ろうと手をかけて 飛び出した針金で傷つけた   人工の灯りも鳴りを潜めてる 夜空の灯りだけが あたしの紅い指を照らし出す 痛みさえ忘れて 空に見惚れる このまま夜は続いて行く 日はまた昇らず 夜空には 煌々たる星の輝きが 途切れることはなく煌めいて うだるような暑さに目を覚ましてみれば 真夏の日差しが窓を叩くよう燦々と降り注ぐ 指先を愛猫 甘噛んでいた
7.
Coffee 02:55
戸棚の中 赤い缶が一つ 懐かしい色のふたを開けば さらさらと揺れる記憶の粒 部屋の中を淡い陽射しが包む 時を忘れさせるかのような 珈琲の薫りが ひらり お砂糖二個入れなきゃ 飲めなかった昔のわたし   甘い夢に溺れた少女には 苦すぎた珈琲 今も浮かぶ 滲む情景 太陽を背に燥いだ少女 青い空の下に咲いた笑顔 少女の横 微笑むあなたの (少女の心を揺らしてた) 微かに薫る珈琲の薫り わたしの心の栞 淡い色に染めた ふたりの空は あの日のままで 弾けたなら溶けて消えた言葉 いつも胸に染みて 季節の中 幾つも 芽吹いて 咲いて 枯れて行く花 いつでも胸の内には あなたの笑顔が揺れた ちょっと遠くへ出掛けると 少女の頭を撫で旅立つあなたを 待ち続けた少女 帰らない彼 やがて少女も大人に 心の枯れない花は揺らめいてた 吹き荒ぶ風に煽られて 叩き付けられる雨に打たれて それでも折れずにいたその花を 震えるその手で手折るのは この─ 悠い夢に溺れ あなたの薫り あの日のままで この珈琲(ゆめ)が冷めてしまうまでは あなたがそばにいる あのときもっとずっと わたし大人になれたのなら 今もあなたの傍 寄り添うように笑い合えたかな お砂糖二個入れなきゃ 飲めなかった昔のわたし あなたはそれを見て笑う わたしもつられて笑う 冷たくなるカップを見つめてる 思い出は また胸の中しまい込む 戸棚の中にそっと カップの底に揺れた甘い珈琲を 飲み干したなら わたしは夢から醒めてしまう
8.
Crossfade 07:31

about

珈琲(Coffe)の詞は杏仁無双さん(@annninnmusou)に手伝ってもろた

credits

released March 24, 2012

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